ヴォルティススタジアム

【東京Vvs徳島】試合フォトレポート:総力戦で掴んだ勝点3。

■明治安田生命J2リーグ 第27節
8月24日(水)東京V 0-1 徳島(19:03KICK OFF/味スタ/1,918人)
得点者:45+2’杉森考起(徳島)
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千葉戦から中3日。先月中止となった第27節、東京Vと対戦した。
スタメンは千葉戦から2名変更、右サイドに田向、左サイドに西谷が入った。

どしゃぶりの雨の中キックオフ。「サイドのところで西谷選手と杉森選手が質的な優位性を持てました(ダニエル監督)」と振り返った通り、前半主導権を握ったのは徳島。左サイドの杉森、右サイドの西谷を上手く使いながらチャンスを作る。3分、左サイドから児玉のパスに杉森が抜け出し角度の無い所からシュート、こぼれ球を西谷が狙う。9分には右サイド深い位置から西谷、14分には右サイドで上手くビルドアップし左サイドの杉森へ展開、カットインした杉森がミドルシュート。21分には、中央のスペースに入ってきた櫻井と児玉が続けてミドルシュート、こぼれ球を展開し杉森がシュートを放つがGKにセーブされてしまう。32分には西谷の仕掛けからこぼれ球を白井がシュート。43分には相手のパスミスを拾い右サイドへ展開。白井のクロスに田向が飛び込むが相手にブロックされる。45分には児玉のパスを受けた一美がシュートを放つ。

そして均衡が破れたのは前半のアディショナルタイム。安部のスローインから「杉森選手が走ったのが見えたので、少し時間を作って(マークしていた相手選手の)股が空いているのはわかっていた」という児玉のヒールパスを受けた杉森が得意のカットイからシュート!これが決まり先制点を奪う!

1点リードで迎えたハーフタイム、「サイドで優位性をつくれているので続けていくこと。後半受け身にならないように。相手がやりたいことを理解してその裏を取ろう」と指揮官に送り出される。

後半も最初にチャンスを作ったのは徳島。48分に白井のミドルシュートからこぼれ球を西谷が狙う。60分には決定機。杉森のミドルシュートをGKがはじいたボールに西谷のシュート性のクロス。一美がコースを変えるがわずかに枠外。

東京Vの猛攻を、体を張りシュートを防ぐ選手たち。

しかし、その後は選手を交代し流れを引き寄せたのはホームの東京V。徳島も「チームのために走ったり体を張ったりして、チームのためにみんなができる事をこの試合に関してやろう(田向)」とチーム全員で粘り強く対応。78分にはカカとエウシーニョ、89分には坪井と浜下を入れフレッシュな選手を入れながら逃げ切りを図る。試合終盤には東京Vに決定機を作られるがGKホセのセーブもありゴールを許さず。

7試合引き分けに呪縛から解き放たれ、ついに8試合ぶりに勝点3を獲得。この結果、順位を12位まで上げた。

□試合フォト

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