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ミヒャエル・スキッベ監督招聘について

新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の感染予防対策ということで、外国人の受け入れが明日から当面の間、禁止される施策を岸田文男首相が表明した。「当面の間」とは約1カ月間ということのようで、ただし状況によっては変化するとのこと。

今回の処置については、思うところは様々あるが、ここで書くことでもない。あくまで、サンフレッチェのことだけを考えた時、懸念は2つある。1つは、外国人選手のこと。現在のブラジル人選手たちの契約はどうなるか。新しい選手の補強はどうなるのか。それを踏まえた上で、外国人選手たちの来季トレーニングへの参加がどうなるか、そこはクラブとしてしっかりと準備する必要がある。

日本在住外国人の再入国は認められているようなので、そこのところを含めて考えないといけない。来季の契約を早々に確定させた上で、その後の過ごし方を話し合う必要がある。

何よりクラブが対応策を準備する必要があるのは、ミヒャエル・スキッベ監督の来日がどうなるか、ということだ。来年1月上旬に来日する予定だったので、今回の処置が予定どおりに終了するのであれば、大きな問題にはなるまい。しかし、彼の来日が遅れ、始動やキャンプインに間に合わないケースもありうる。徳島のダニエル・ポヤトス監督の来日・合流が4月上旬まで延びたことがチームのビルドアップに大きな影響を与えたことは、言うまでもない。今回の場合がどうなるか、不透明な部分はあるからこそ、来日遅れの対処をしっかりとやっておく必要がある。

今回のスキッペ監督招聘について、足立修強化部長は「素晴らしい経験をお持ちの方です」と語った。そして今回の人事は、1.FCケルンとの提携とは関係ないとも言明した。

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