新しい挑戦に対するやりがい/池田誠剛フィジカルコーチ
3日目で早くもフルコートの紅白戦。ここまで走り込みのトレーニングは一度もない。フィジカル的なトレーニングでいえば、アジリティ系やパワー系はあるが、それも昨年までのような量は質とはほど遠い。ゲーム、そしてゲーム。まるで二次キャンプのようなメニュー。場所が宮崎なので勘違いしがちだが、今はまだ一次キャンプだ。
フォーメイションは戦術の1つではあるが全てではない。前年、広島が確立したハイプレッシャーのサッカー・相手陣内でのサッカーをやろうとするならば、前に人数をかけるのは理屈だし、そのための4バック(本質的には2バック)も合理的ではある。それに、主力がほとんど残留した状況を考えれば、3-4-3にはいつでも戻れるという自負を指揮官が持っていても不思議ではない。
どちらかといえば、監督がこのプレシーズン、実戦主義に大きく舵を切ったことの方が意味が大きい。
(残り 1642文字/全文: 2016文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ