【アウェイ見聞録】運が悪い遠征Part.2
財布忘れ事件の余韻が醒めぬままの翌日。空は晴れ、また夏が戻ってきたかのような暑さの中、大阪に向かわなければならない。朝から高速はそこそこ渋滞し、そしてそこそこ、道もすいていた。でも、トレーニング開始までには何とか間に合いそうな行程が続いた。
トレーニング場の近くまで辿り着いたものの、入口がわからない。そうこうしていると「案内を終了します」というカーナビの声が。おいおい、まだ着いてないぞ。どこだよ、入口は。
グルグル、グルグル。クルマがただ回っているだけ。最近はクルマについているカーナビではなく、タブレットのアプリを使っていたのだが、そのアプリを変えて調べても同じだった。迷ったあげく、一方通行を逆走してしまいそうになった。結局は広報に連絡をとり教えてもらうことに。
人工芝でのトレーニングは、身体を動かしてコンディションを整える程度。というか、それ以上のことはできない。中2日の連戦は、それほどに厳しい。ただ、18人の若者たちの表情は明るく、引き締まっていた。だからG大阪戦、絶対に勝点はとれると信じていた。
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