【コラム】ポジティブな要素と細部の課題

2023年06月16日 9時08分　
カテゴリ： コラム
タグ : 鹿島アントラーズ • 山口智

文字通りの惜敗だった。

アウェイで鹿島と対峙した前節、ベルマーレは序盤からリズムを手繰り寄せた。タイトに寄せ、セカンドボールでも優位に立ち、テンポよくボールを動かして積極的に前を取っていく。とりわけ左サイドからの攻撃は活性化した。相手のプレスを剥がしながら淀みなくパスを繋いで前進し、畑大雅のクロスを町野修斗がフィニッシュに結べば、大野和成から茨田陽生、町野と縦に刺し、畑を経由した先でタリクがミドルを狙う。畑のクロスにタリクがダイレクトでシュートを合わせる場面もあった。

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