【C大阪vs湘南】選手コメント

2022年10月01日 17時35分　
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タグ : セレッソ大阪 • 池田昌生 • 瀬川祐輔

●瀬川祐輔選手
守備の時間が長かったので難しいゲームでしたけど、ビルドアップのところで奥まで見れていない印象はありました。近い選手ばかり見過ぎて1個飛ばすパスとか縦パスをつけるタイミングが遅かったり、それがスムーズにビルドアップできなかった要因かなと思います。相手をずらすことができなかったし、意思疎通というか、いいときは話さなくてもできるけど、今日はタイミングがずれたりパスがずれたり、そういったシーンが多く見られたかなと思います。
（相手の守備が関係しているのか）いや、落ち着いてなかっただけかなと思います。ヨニッチ選手と鳥海選手がそこまでFWを潰しにくる感じではなかったので、早い段階でつけてくれたら簡単にはたいてリズムができたんですけど、出すか出さないか、出していいのかみたいなちぐはぐさが前半はより多かったかなという印象はあります。前半は相手のペースだったし、いつもそこでやられて崩れてしまうので、0点で抑えてハーフタイムに修正できればいいかなと思っていたので、あまり多くは言わずにハーフタイムに修正しながら焦れずにやっていこうと話しました。
（逆に守備では相手にほとんどチャンスをつくらせなかったが）焦れなかったことがこのゲーム展開だったかなと思います。セレッソさんは奥につけて前向きをつくったり、縦パスとかクサビを入れるタイミングが上手いから、僕らが出て行ってしまうと穴が空いてずれてしまうんですけど、あまり出ずにコンパクトにしてプレーできたことがよかったかなと思います。
セレッソに対してはこういう展開になってしまうんじゃないかなと思います。個人個人が上手いですし、1対1でいつも取れていたところでキープして剥がされるシーンもあったから、それで展開されるとなかなか難しいというか、いままでは取り切れていたのが今日は相手が上手かったことも含めて思うようにゲームを運べなかった。それがいままでとの違いだと思いますけど、相手によって展開は変わるものなので、今日はこういう展開でチャンスもお互いそこまでなかったのかなという印象です。
（勝点1をどう受け止めているか）勝点1を3にしなければいけないのが僕たちなので、そこは課題になる部分ですけど、町野（修斗）やタリクやヤーマン（山田直輝）が入ってゴール前のチャンスも2回ぐらいあった。そこを決め切れたら3ポイントをモノにできたのかなと思いますけど、0より1がいいのは間違いないので。真面目にやっていれば今日みたいに点が入るわけだし、もうFC東京戦に切り替えて、勝点3を取りに行きたい。

●池田昌生選手
セレッソの組織的な守備を打開するのは難しかったなという印象はやっていて思いましたし、そのなかで自分たちがもっとボールを握りながら相手のゴール前に前進していかないといけないなと思った。奪ったあとボールを大事にするところは引き続き課題かなと思います。
（セレッソの守備の優れている点は）全員が繋がっている守備をしていますし、誰かひとりがサボるような守備はとくにセレッソはないので、隙がないとやっていて思いました。でもそのなかで自分は中間ポジションを取りながらあいだでボールを受けるシーンが何度かあったので、そういったシーンをもっともっと増やしていけばゴール前に迫っていくシーンも増やせたと思いますし、もう1回映像を見直して改善していきたいと思います。
（ベルマーレとしてもいい守備ができていたと思うが）今年4回目の対戦で、3連敗しているので絶対負けたくなかったですし、それは自分だけでなくみんなが思っていたと思う。中断期間を含めていままで積み上げてきたものもありますし、そういったところで組織的な守備ができたんじゃないかなと思います。

reported by 隈元大吾