ニイガタフットボールプレス

「小見ちゃんと『俺はやったぞ!』の喜びを何度だって共有したい!!」【頼もう!感想戦 feat.北條聡】~第21節vsコンサドーレ札幌.vol.5~

前回に続いて完結編の今回も、取材時における北條聡さんの“愛称呼び”を、そのまま活用させていただきます。シーズン後半戦が再開するにあたり、最も期待される1人である「小見ちゃん」こと小見洋太選手について語り尽くしました!

絡むチャンスシーンを見れば分かる

――今やチームは、「伊藤涼太郎選手がいたころの新潟」から、完全に次の段階に進んだ印象です。

「特に2列目だよね。三戸舜介選手、小見洋太選手、そして松田詠太郎選手。年齢が近いこともあると思うんだけど、若い3人のプレー、コンビネーションが実に面白い」

――北條さんは本当に詠太郎選手を推しますね。2列目の競争には、けがの癒えた太田修介選手も加わってきます。

「確かに。涼太郎選手が移籍したり、高木善朗選手、ダニーロ・ゴメス選手が戦列を離れても、層が極端に薄くなったとは感じられない。このあたりにも、(松橋)力蔵さんのチームマネージメント力の高さがうかがえるよね」

――ということで今回の感想戦は、あとはゴールを上げるだけ、間違いなくブレイク目前の小見洋太選手について語らって締めくくりたいと思います。今、新潟の試合を見ていて最も目を奪われるのが、小見選手のプレーぶりなんですよ。

「俺も小見ちゃんは好きだよ。クイックネスという点では、三戸ちゃんに及ばないところはある。だけど小見ちゃんは小見ちゃんで、独特のリズムで仕掛けられるからね。状況を見ながら、自分がどこでボールを受けたら味方が助かるか分かったうえで動く。だから、コンビネーションで崩すところのアイディアもどんどん湧き出てくる。

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