ニイガタフットボールプレス

【頼もう!感想戦 feat.平澤大輔】~明治安田生命J2リーグ第23節vs横浜FC vol.3~「負けたから見えてくるもの」

横浜FCとの首位決戦は、0-2で7試合ぶりの敗戦に。前回、ビッグスワンでの完勝のリベンジをされた格好となりましたが、ここから新たなサイクルが始まると元サッカーマガジン編集長の平澤大輔さんは見ています。

■ミックスゾーンは情報の宝庫

――平澤さんによる『さ~て、来週のサザエさんは?』的な今節の注目ポイント。次は、Side:Aを締めくくる「松橋力蔵監督のマネジメントの肝の言葉を聞けた気がします」です。

「試合後の会見で、シーズンの後半になって対戦も2巡目で新潟対策も進むだろうけれど、今後どうするかを聞かれて、リキさんは『針を振りすぎるのは好みではない』と答えたんですね。だから精神的な安定、自信の回復を、まずはやっていきたいと話していて。

リキさんの言葉を聞いて、とても頼もしかったです。今、自分たちは上位にいて、やっていることに間違いはなく、結果が出なかったからといって、ああでもない、こうでもないと針があちらこちらに行くのはよくない。精度と集中力を高く保って90分プレーすれば勝てるという自信の表れだと感じられたので。

僕たちメディアはどうしても、負けゲームのあとには特に『どう修正しますか?』『何か新しい変化を加えますか?』ということを聞きたくなります。だけど監督からすれば、『まあ、落ち着きましょう』という感じだったのかもしれません」

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