【頼もう!感想戦feat.小川佳純】~明治安田生命J2第8節vsロアッソ熊本~vol.3「ゴールのにおいが分かるから」
試合開始早々に失点した熊本戦。新潟はどのように流れをたぐり寄せて、今シーズン初の逆転勝利に結びつけたのか? その中で、効果的なプレーをした選手は? ズミさんこと小川佳純さんと語り尽くします!!
■攻撃サッカーのキープレーヤーになれる
――熊本戦での新潟の守備で、目を引かれた選手はいますか? 要所で好セーブを見せたGK小島亨介選手は、チームが流れをたぐり寄せる土台を作っていたと思います。
「確かにシュートストップは良かったです。でも、俺はGKだったわけではないから専門外なんですが、失点シーンは股下を抜かれたと思うんですよ。やっぱり自分の正面に来たボールは何とかしたかったと、小島くん自身が強く思っているはずです。
それからキックの精度も、ずっと気になっています。左足のキックが彼の武器であるはずだし、もう少しやれると感じていて。相手の中盤のラインを越えてFWに収めるボールや、タッチライン際に開いたサイドバックに付けるボールなど、もっと正確に出せると思います。ここからどんどん調子を上げていってほしいですね。
守備でひときわ目を引いたからというわけではありませんが、俺の中では田上(大地)くんが熊本戦のマン・オブ・ザ・マッチです。群馬戦(第6節○3-2)ではゴールを決めて、今回は決勝点をアシスト。攻撃での貢献がすばらしい。この試合の後半には、インターセプトから三戸(舜介)くんにすばらしいパスを通して、決定的な場面につなげてもいます。ゴールのにおいがするところにいるわけですよ。
(残り 1674文字/全文: 2336文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ