ニイガタフットボールプレス

【頼もう!感想戦feat.成岡翔】~明治安田生命J2第5節・甲府戦vol.4~「突き抜けろ」

5節にして、ようやくつかんだ初勝利。甲府戦はフォーメーションを4-2-3-1に変更し、しかしより積極的に攻めるスタイルをはっきり示して快勝しました。成岡翔さんの絶賛が、ここからチームが進む道を明るく照らし出します!

■俺が引っ張る

――初勝利を挙げ、ここからチームは臨機応変に戦える力を付けていく必要がある。この翔さんの指摘から思ったのですが、いろいろな意味で秋田戦(第4節●0-1)が薬になった甲府戦だったのかもしれませんね。あの初黒星があったからこそ、今回の初勝利があった。

「僕もそういうイメージを持っています。それにしても秋田戦は、非常に厳しいコンディションでしたね。なかなか見ないようなピッチ状況での試合でした」

――現地に取材に行っていた新潟日報の西巻賢介記者によると、DAZNの中継画面では雨のひどさがうまく伝わらない、という悪天候だったようです。

「僕は最初、雨はほとんど降っていないと思いました。確かに下は濡れているけど、キックオフまでには上がったのかな、と。止んだのに水たまりだらけで、これは水はけが相当、厳しいなと思っていましたが、降り続いていたんですね」

――そんな中でも、意地でもコンビネーションで崩そうとする新潟の姿勢に、とても共感しました。

「秋田戦のようなイレギュラーなことが起ったとしても、試合は行われるわけで、個としてもチームとしてもどう対応できるかが問われます。その差が強いチームと、力のないチームとを分ける。新潟には、ぜひそこを突きぬけてほしいですね」

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