【頼もう!感想戦 feat.平澤大輔】~明治安田生命J2リーグ第4節vsブラウブリッツ秋田vol.1~「失点場面」
なかなかテンション高く語るのが難しい、第4節・秋田戦。だからこそ、平澤大輔さんとじっくり振り返ります。『この負けがあったからこそ、チームは盛り返した』と後々いえるように、ポジティブな変化をもたらしてくれる課題を初黒星に探っていきます!
■いくつか分岐点があった
――なかなか勝てないですね。
「そうですね。どういうテンションで行けばいいのでしょうか、今回は」
――僕は同時刻にキックオフされたJ3の開幕戦、FC今治対福島ユナイテッドの取材に行っていたので、秋田戦はリアルタイムで見ることができませんでした。結果を先に知って、『うわあ…』となりつつディレイ観戦したのですが、見終わっての率直な感想は、『ああ、別に悪くはなかったんだ』でした。雨やピッチコンディションに対応できず、グダグダで悲惨な内容だったらどうしよう…と、けっこう身構えていたんですけど。
だからこそ、非常に手痛い。どう受け取っていいのか、なかなか解釈が難しい試合になってしまいました。
「まずは失点場面から振り返りましょうか。Jリーグの公式ホームページにもコメントが掲載されていますが、GK小島亨介選手も『自分のミスで負けた』としっかり受け止めています。武颯選手から出てきたスルーパスは、ボールが滑って伸びてくるのか、足下に止まるのか分かりづらい状況で、飛び出した小島選手はペナルティエリア内で止まって構えたんだけれど、結局は吉田伊吹選手の足下に止まる形になってかわされてしまいました。結果的に『ミス』になったわけですが、小島選手からすれば、判断と決断がかなり難しかったのは間違いありません。
それで、前半の早い時間にも気になる場面があったんです。16分、新潟から見て左サイドから上げられたクロスへの対応です」
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