ニイガタフットボールプレス

【チバちゃんのゆく年くる年】~ありがとう2021、2022年は○○~vol.2「何より楽しい!」

2021シーズン、ボールを握り、ゲームを支配するアルベルトサッカーが機能し、昇格争いを繰り広げたのは、10年ぶりに新潟に復帰した千葉和彦選手の活躍を抜きには考えられません! クリエイティブなCBとして持ち味を存分に発揮したセンターバックは、今、何を思うのか? 年越しインタビュー連載です!!

■出場時間はチーム2番目

――2021シーズン、フル稼働でしたね。

「おかげさまで試合に出させてもらう機会も多く、良かったです」

――シーズンを通してプレーしたのは、4年ぶりになります。36歳のセンターバックにとっては、どういう経験になりましたか?

「自分の感覚的には、しっかりプレーできたと思います。見ている方によっては、『全然だめだよ』と思われるかもしれませんが。

もちろん疲れが溜まっている時期もあったんですけど、シーズンを通して練習も試合もしっかりできました。自分の中で、『うわあ、4年ぶりは大変だなあ』ということもなく、いい意味で淡々と過ごせました」

――自分なりにペースをつかめたのは、シーズンのどのあたりですか?

「キャンプを経て、開幕からスッと試合に入っていけたのが大きかったです。もしもシーズン途中から出る形になっていたら、また違っていたと思いますが、開幕から自分なりにパフォーマンスを出せて、そのまま試合に出続けられたのがよかった」

――リーグ戦39試合に出場し、2ゴールだった今季。出場時間3496分は、高木善朗選手に次いでチーム2位でした。新たな自信を得られたのでは。

「自信というより、やんなきゃいけないという気持ちがいっそう強まりました。今年、引退した選手がたくさんいらっしゃいますよね。うちのチームの達さん(田中達也さん)もそう。自分も遅かれ早かれ、その決断をしなきゃいけないし、残された時間は長くないですからね。

(残り 1732文字/全文: 2488文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ