【Voice of the Pitch】~千葉和彦インタビュー~vol.3「相手が4バックでも5バックでも」
10年ぶりに新潟に復帰したベテランセンターバックは、いざ開幕すると、ここまで23試合すべてに先発。高宇洋選手、藤原奏哉選手に次ぐ2056分の出場時間を重ねる大車輪の活躍ぶりです。今のチームのスタイルが成立するのも、新潟ゴール前での頼もしい守備と心躍るパスがあるからこそ。シーズン後半のキープレーヤーの一人に話をうかがいます!
■得られた手応えと見えた課題
――チームの戦い方のベースは開幕前の高知キャンプで落とし込まれ、ここまでシーズンを戦いながら自信を増してきたと思います。前半戦で、『これは自分たちの戦いの基準になる』と手応えを感じた試合はありますか?
「開幕の北九州戦(〇4-1)が大きかったですね。自分自身、ゴールを決めることができたし。別に自分は点を取る選手ではないですけど、点を取れたことで、そのあと落ち着いてプレーすることができましたし、スッとこのチームに入ることができた感じがありました。それは大きかったですね。
先制したあとに1-1に追いつかれましたけど、冷静にプレーできていました。あの試合と長崎戦(第2節〇1-0)くらいじゃないですか? 自分たちがポゼッションで劣ったのは。それでも北九州戦は、切り替えの速さと点差のところで圧倒できた。開幕戦は、今の流れにつながる要因の一つだと思います」
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