【頼もう、前哨戦!feat.髙橋のぶこ】~明治安田生命J2リーグ第21節vsジュビロ磐田(前編)~「注目は、若人の丁々発止!」
シーズン折り返しに大一番がやってまいりました! アウェイ、エコパスタジアムで勝点3差で追いかける2位・ジュビロ磐田との直接対決。絶対に譲れない一戦を前に、長年、ジュビロを取材し続けるフリーランスライターの髙橋のぶこさんと、熱い前哨戦を繰り広げます!!
■まだまだ100点ではない
――ジュビロ、何、絶好調になってるんですか。
「本当だよねえ、戦績は絶好調なんですよ」
――だいたい、のぶこさんの泣きのメールが早すぎたんですよ。いただいたのが4月7日だから、磐田は第6節の岡山戦(○1-0)で勝った後。3勝3敗で、まだ慌てる時期じゃなかったのに。
「メールしたねえ、あの頃は何かにすがりたくて(笑)。考えたら早過ぎるよね。でも、とにかく失点が多くて。岡山戦で初めて完封したけど、それまでもその後も毎試合のように複数失点していたから。それが、5月半ばから7試合連続完封なんて、ちょっと想像できなかったかも」
――本当ですか?
「攻撃は時間とともによくなっていくだろうな、というのは思っていたけど」
――はい。
「守備については、失点の仕方が良くなかったから。同じ形でやられていて、その修正はどうするのか、と思っていて。だから一時は、3失点しても4点取ればいい! そうすれば勝てる! と個人的には思ってましたです。ジュビロさんごめんなさい! そうしたら、いつの間にか無失点が続いて、気がつけば完封連勝街道。ちょっと、できすぎかな」
――うまくいっていて、何だか悔しい。
「おほほー。私は浮かれてるけど、でも選手はまったく浮かれてないですよ。むしろ『全然、満足できない』と言っています。結果は失点していないけど、毎試合、危ないシーンはあるので。選手は納得していないですね」
――むう……ぜいたくな悩みだ。
「試合で結果は出ているんだけれど、満足できないから、もっと良くしようと取り組む、いい連鎖になっていると思います」
(残り 3634文字/全文: 4422文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ