【頼もう、感想戦!feat.成岡翔】~明治安田J2第3節・金沢戦~「反撃の先頭に立っていたのは、間違いなく至恩」vol.2
ピックアップしたゲームを選りすぐりの論客と語り尽くす新企画。第2弾はホーム開幕の第3節・金沢戦について、成岡翔さんとの感想戦です。幸先よく先制しながら、およそ想像できない形で決着した、この試合。「修正点はあるけれど、いいところもたくさんあった」と成岡さんは見ています。
■ピッチの中で喝を入れるのは誰だ?
――金沢戦の前半は、先制しながら、とても難しい流れになりました。もし成岡さんがピッチの中でプレーしていたら、立て直すためにどのようなアクションを起こしましたか?
「リーグ再開の甲府戦(第2節△3-3)でも、ポンポンと簡単に失点して、逆転されましたよね。アルビオンラインの解説でも触れましたが、誰か引き締める選手が必要だと感じます。チームが崩れてしまう前に鼓舞したり、ゲキを飛ばす声が不可欠で。
『集中しろ!』だけでもいいんです。もちろん、ゴメス(堀米悠斗)を中心に言っている選手はいると思うけれど、にもかかわらず、金沢戦でもあっけなく崩れてしまいましたからね。
画面越しにはなりますが、みんなの表情を見ていると、もっと怒りを露わにするような選手がいてもいいのかな、と。完全に頭に血が上って、冷静さを失ってしまってはいけないですが、3失点目、4失点目の後、『ああ……』と下を向くような雰囲気が伝わってきて。そこで誰かが、それこそ怒鳴りつけるような気迫を見せる。サッカー的なことではなく、メンタル的なところなんですけど、重要だと思うんですよ」
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