【インタビュー】~2020年のフォルム 玉乃淳GMに聞く~(第3回)「僕が事業と強化の間に入ることで、クラブもチームも底上げしたい」
アルベルト・プッチ・オルトネダ監督のもと、新たなチャレンジが始まった2020年。チームを形作る上で大きな役割を担うのが、昨年12月に就任した玉乃淳GMです。「スペイン」という強力な共通項を持つ新ポストは、どのような化学変化をチームにもたらせるでしょうか。
■さすがはプッチ、元バルサ
――今回、アルビレックス新潟のゼネラルマネージャーという立場で、再びサッカーの現場に戻ってこられました。
「博報堂でも外商、海外との交渉が多くて、その面白さを感じていました。ただ、コンテンツホルダー側の魅力も感じていたので、いつかは国内外を問わず、サッカークラブのGMに、と考えていました。
GMの魅力は何かというと、クラブを私物化したいとか、そういうのはまったくなくて。勝てるチーム、勝てる雰囲気、勝てる会社を仲間と一緒につくる楽しさですね。代理店だと、コンテンツホルダーとスポンサーとの中立の位置での仕事になります。コンサルタントとしてのそれまでの立場から、実際に決断の責任を負う立場になりたい思いもありました」
――新潟との縁は、どのように生まれたのでしょう。
「僕自身、是永(大輔)社長とはもともと知り合いで、新潟と博報堂も関りがあった。そして今回、スペイン人監督が来る、と。そういう流れの中で、お話をいただきました。具体性を持ったのは去年の11月のことで、突然のミラクルのようにも感じられます」
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