ニイガタフットボールプレス

【インタビュー】~2年目のジャンプ 新井直人~(第2回)

キャンプ中にプロ契約を勝ち取り、それから2週間後の開幕戦で先発デビュー。2試合目にはプロ初ゴールを決め、CB、両サイドバックで、大いなる可能性を示した。2020年、マルチな才能の飛躍の予感は強まるばかりだ。

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■フチさんとの電話

――1年前の高知キャンプ中にプロ契約を勝ち取った直人選手。2週間後の開幕戦で、CBとして先発デビューを飾りました。

「契約は決まりましたが、スタメン組になったのは、最後の1週間です。キャンプの最後にチャンスをつかんで、高知から新潟に帰ってきて、いい調整ができて、その流れのまま開幕を迎えることができました」

――開幕の京都戦も、上々の出来でした。

「それでも前半に足を滑らせてシュートを打たせてしまった場面と、後半、交代で入ってきた闘莉王選手に競り負けてヘディングシュートを打たれた場面の2つは、明らかに自分の準備不足でした。

特に足を滑らせたシーンは、野口(幸司)さんにも指摘されましたね。体格差でやられたわけではないし、僕も浮き足立っていたのがある。シュートがGK正面に飛んで、大きなピンチにはなりませんでしたが、『ああいうのは見せちゃいけないよ』と、試合後に野口さんにも言われました」

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