【Voice of the Pitch】~高木善朗選手インタビュー②~「変革の中心として」
J1昇格争いに加わるため、8月の戦いは極めて大きな意味を持ちます。攻守でチームをけん引し、変革の中心にいる高木善朗選手が、ピッチの中で感じていること、挑戦していること。今こそ、話をうかがいます。
■CKの蹴り方を変えたんです
――今、チームの大きな武器となっているのがセットプレーです。ここ最近、高木選手の蹴るボールが本当に素晴らしく、中に入ってくる動きも鋭くなってきました。セットプレーは、ジェルソンGKコーチを中心に作っているのですか?
「そうです。どういうボールを蹴るのか、どこに蹴るのか。そういうところから。中の動き方が変わったのが大きいんじゃないですかね。今までは、カウエと大武(峻)の動きが被ることが多くて」
――何ともったいない(笑)。
「僕が蹴ろうと思うところに、2人とも入ってきちゃう(笑)。大武がフリーでいるのに、カウエが入ってきて触って外れたり、カウエがフリーなのに大武がマークを連れて入ってきて、そのマークにクリアされたり。
今は大武は気を使ってカウエと逆の動きをしてくれるので、ターゲットが二つあるんです。カウエも大武も、1対1のヘディングは相当強い。だから、僕がちゃんとボールを蹴れば、合うという形になってきました」
(残り 1926文字/全文: 2454文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ