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VARからOFRを経てのPKでの同点ゴールが精一杯/ルヴァン杯準々決勝第1戦 vs浦和【速報レポート】

■ミスを突かれての失点でリードを許した前半

パスはまずは前方からという選択肢からフロンターレの強気を感じる序盤。必ずしも精度は高くなかったが、浦和をある程度押し込めたという意味では悪くなかった。

大枠で、ペースをつかんでいたように思えたが、前半31分にジェジエウがアクシデントにより交代。山村和也を投入するがその直後にミスから失点する苦しい展開に。

前半終盤に橘田健人を右サイドバックに移し、イサカゼインを左ウイングに置いたのは守備面の対応のためか。1点ビハインドで臨む後半、交代采配も含め、どう試合をすすめるのか、注目したい。

■田邉秀斗意外な形でデビュー

後半開始から2枚を代えて挽回を狙うが、ボックスまで迫りながらも浦和に守られてシュートまでは行ききれず。
一進一退の展開が続く中、急遽VARが介入してOFRからPKが宣告される展開に。これを家長昭博がきっちり決めてフロンターレが同点に追いついた。

その後、両チームとも決定的なチャンスがありながらもともに決めきれず。後半80分には車屋紳太郎が負傷交代し、登里享平がCBに。左サイドバックとして田邉秀斗がデビューするという展開に。

田邉は攻守で奮戦していたが、予定外の交代もありフロンターレはチームがまとまりきれず。結局敵地での1−1での決着となった。

(取材・文・写真/江藤高志)

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