「川崎フットボールアディクト」

第6回実行委員会後のWeb会見「7月10日以前はサポーター所有の横断幕の掲出もなし」【ニュース】

6月9日に第6回実行委員会が開催され、村井満チェアマンらがWebでの会見を行った。会見の冒頭、Jリーグ広報から、試合日程について6月15日の17時に発表されるとのアナウンス。

また、日程については第2節から第13節までで、14節以降については8月初旬、10月初旬に分割しての発表予定だとのこと。

またこの会見の中で、無観客試合(現在トップリーグ連携機構が新名称を募集中。締め切りは6月9日の23:59まで。詳細はこちら)の間はサポーター所有の横断幕などについては感染予防の観点から持ち込みは受け付けないと決定したとのことで報告があった。

以下、村井満チェアマンの当該のコメント。

「自治体、政府のご理解がいただける範囲で、しかも我々としては十分な感染拡大阻止のための準備をした上で7月10日過ぎにはお客様をお招きできるよう、申し合わせをしている。

(それ以前の無観客の期間について)ガイドラインの中で、気持ちとしてはファンサポーターと無観客の状況であってもファンサポーターの気持ちとともに観戦をしたいということで、サポーターが用意いただいているような、サポーターご本人は試合会場には入れないけれど、応援のバナー(横断幕)のようなものについては持ち込みをできるのかどうかの議論を十分に行いました。事前の会議では3度くらいに渡って賛否含めて議論が行われました。最終的に今日もその議論になりました。
Jリーグをずっと待ち望んでいるファンサポーターの気持ちを大事にしつつ、ファンサポーターのみなさまの健康を守り切らないといけないだろうということも考慮しました。ファンサポーターが旗を持ち込んでスタジアムに設置したり掲出したりというところで、多くのみなさんが密集を作ったり、そこでの感染を招いてはいけないということ。それから旗を預かるときに大きな旗、小さな旗含めて、消毒等に十分な配慮が行き届くかが微妙な中で、ファンサポーターとクラブスタッフがそこで接点を持ってしまうようなこと。様々な関係者を守るということで、今回はそうした掲出、いわゆるスタジアムにサポーターをお招きして掲出すること。サポーターにバナーをスタジアムにお持ちいただくこと等々も含めて、短い期間ではありますが、無観客の状況の中ではご遠慮いただこうということを、本当に苦しい思いですが、気持ちを尊重しつつも、安全管理の観点から合意をした次第です。
一方、クラブが自己の管理の中で行うものについては対象外であるということも申し合わせました」

(取材・構成・文/江藤高志)

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