「川崎フットボールアディクト」

【コメント】東日本大震災の復興支援活動について(中村憲剛、登里享平)

▼登里享平(選手会長)
――選手会長として、3月11日について一言お願いしたいのですが。
「そうですね。フロンターレでは継続して支援していくというところで、正直現状は風化されつつあるところもあるのかと思ったりしますが、こういう5年目の節目になりましたが、もう一度支援はブームじゃないというところを一人ひとり、この機会にもう一度胸に刻んで支援とか、もう一度見つめ合って行ければいいかなと思います」

――ぼくは支援する側が支援疲れをしたらダメだと思っていて、そういう意味では去年は陸前高田の物産展ができたのは大きいことだと思うんですよね。
「そういう機会も増えていければいいですし、特産品とか陸前高田にかぎらず東北地方の物産品もあるので、自分たちでもPRしていければ良いかもしれないですね」

――Jリーガーって社会的にも注目される存在ですしね。
「そうですね。影響力はあると思いますし。もっと、選手会長としてそういった取り組みとか、募金活動のPRとかやってますが、5年たちましたしいろいろとそういう物産展もチームとして取り組んでますが、また何か違う形でできるような支援活動を見つけていければいいかなと思いますね。何か違う方法もちょっとクラブと話して考えたいですね」

――そういう気持ちがまずは大事だと思います。
「自分たちが呼びかければ、サポーターのみなさんからの協力も貰えると思いますし、アイディアがあれば寄せてもらいたいですね」

――選手会でバーベキューやるときにカキとかホタテを取り寄せるとか。
「確かにそういうのもありですね。美味しいですよね。去年はオレらも食べたかったですが、人が多すぎて食べられませんでした(笑)。向こうでは食べましたけど(笑)。でもそういういいものもあるので、取り寄せたりもできますし、そういったことをやりたいですね」

(取材・構成・写真/江藤高志)

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