8年連続は快挙【2022シーズン振り返り1】
今週は3回にわたってシーズンを振り返る予定。今回は成績をどう見るか、そして次が今シーズンにあった期待と誤算、最後が来シーズンや未来に向けて感じることを書きたい。
金沢もJ2にいることが「当たり前」ではない
今シーズンは勝点52で14位。単年で見ればクラブ史上4番目の成績を残した。これだけでも素晴らしいことだが、8年連続のJ2残留というのは誇るべき事実だ。
水戸の秋葉忠宏監督が退任にあたり「今の水戸ホーリーホックの規模からしたら、J2に居続けること自体が当たり前でありません」というコメントを出していたが、水戸よりも予算がやや少ない金沢においても、当然のことながらJ2にいることが「当たり前」ではない。
クラブも監督も自分で自分を褒めないし、J1の話ばかりしているので勘違いしてしまうところもあるので、いま一度書いておこう。この規模のクラブで、コロナ禍も、4チーム降格も、J1から4チーム降格してきたシーズンも生き残って、9年続けてJ2にチャレンジできるのは「すごい」としか言いようがない。
しかも、だ。
(残り 1492文字/全文: 1970文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ