見ごたえのあった右サイドの攻防。そして後半に見えた進化
相手の怖さも消すようなビルドアップ
「けっこういいコースだったし、正直、入ったと思った。たぶん(向かい)風に負けた」
松田陸がそう振り返ったのは群馬戦53分の場面。フリーキックを松本大輔がファーで折り返しすと、そのボールに合わせて思い切り頭を振った。ゴール右隅に向かって飛んだシュートは櫛引政敏が伸ばした左手に阻まれ、昨年の廣井友信に続く前橋育英出身者の凱旋ゴールは実現しなかったが、可能性を感じさせるプレーだった。
そして、この試合のひとつの楽しみであり、試合の鍵を握る攻防と予想していた山根永遠とのマッチアップは予想通り、おもしろいものとなった。結果としては松田が「相手を見て、できたからよかった」と話したように、金沢がチームとして相手のよさを封じた形となった。
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