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勝てば無失点、負ければ3失点。極端な傾向の琉球を相手に岐阜はどう闘うのか【J3第37節vs.FC琉球(AWAY)Preview】

 

攻撃の核として期待される窪田稜。©FC GIFU


 FC岐阜は11月25日、タピック県総ひやごんスタジアムでJ3第37節に臨み、FC琉球と対戦する。残念ながら前節で今シーズンのJ2昇格がなくなってしまった岐阜だが、持続した成長を志している以上は、あと2試合も内容を向上させて出来るだけ多くの勝点を得ようとする姿勢に変わりはなく、その試合を楽しみにしているファン・サポーターのためにも、現時点でのベストパフォーマンスを見せていく必要がある。
 
 対戦相手の琉球は、前回対戦時とは指揮官が替わっている。5月15日付けで倉貫一毅元監督を解任した琉球は、同時に喜名哲裕スポーツダイレクター補佐が暫定的に指揮を執る旨を発表。そしてのち、正式に指揮を執るようになった喜名前監督が9月15日に辞任、新たに金鍾成監督が就任した。異例となるシーズン中二度目の指揮官交代。4月1日のJ3第5節で倉貫監督率いる琉球と対戦した岐阜は、喜名体制の琉球を体感することなく金監督の新しい琉球と今シーズン最後のアウェイゲームを戦うことになった。
 
 言うまでもなく金監督は、前回琉球をJ2に昇格させた人物であり、圧倒的なボール支配率を誇る集団をつくり上げた指導者。その再現を──との期待が寄せられていることだろう。金監督が実際の指揮を執り始めた第28節(第27節愛媛FC戦は白井裕之コーチが指揮)奈良クラブ戦以降の戦績は4勝2分3敗。前回対戦時からどのような変化を果たしているのか、そこを見極めながらのスタートとなりそうだ。
 
◆2023シーズン二巡目のFC琉球
 

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