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あと2試合を残して昇格の可能性が消滅。ボールを支配するも空中戦で迫ってきた岩手に敗れる【Report/2023 J3第36節 岩手vs.岐阜(AWAY)】

 

ラスト2試合の勝利に向かって戦う、と藤谷匠。©FC GIFU

 11月19日、FC岐阜はいわぎんスタジアムでJ3第36節に臨み、いわてグルージャ盛岡と対戦。前半終了間際に1点を先行された岐阜は負傷者を出す苦しい展開ながらも後半11分に山内寛史のゴールで一時同点に追いついたが、15分後の後半26分に勝ち越しを許し、1-2で敗れた。この結果、岐阜があと2試合に勝ったとしても到達する勝点は57止まりとなり、2位の鹿児島ユナイテッドFCに並ばないことから、今シーズンの2位以内に入る可能性がなくなった。

 2位を競う対象である鹿児島とカターレ富山が敗れたことから、岐阜はこの試合に勝てば昇格の可能性が次節まで残るはずだった。上野優作監督は「悔しいの一言。最後まで諦めずに奇跡を起こそうということを選手たちと共にやってきたので、もし我々が今日勝っていればまだ可能性を繋げられたというところで、自分たちで希望を絶ってしまったことは非常に残念」と、悔しさをにじませた。

 ただ同時に「残り3試合まで可能性を残しながら戦えたということは選手たちにとってもFC岐阜にとって次に繋がる。目標を達成出来なかったのはなぜかというところを突き詰め、それを繋げていくというところが一番大事かと思います」と、継続した取り組みに一定の手応えを感じさせる言葉も。まずはあと2試合を無駄にしないよう戦うことが重要だが、全試合終了後は今シーズンの収穫と課題を分析し、目標を達成するべき来シーズンに活かしていくべきだろう。

◆保持型のチームが敗れるとすればこうだろうという展開

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