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生地慶充の復帰で支配力増強の構え。眼の前の一戦に集中し、難敵の八戸を迎え撃つ【J3第34節vs.ヴァンラーレ八戸(HOME)Preview】

 

前節を欠場した生地慶充。撮影:後藤勝


 FC岐阜は11月4日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場でJ3第34節に臨み、ヴァンラーレ八戸と対戦する。アウェイのプライフーズスタジアムで対戦した3月26日のJ3第4節では、そこまで3戦負けなしだった岐阜が5バックの堅守に屈し、今シーズンの初黒星を喫した。あれから八戸もパワーアップし、勝点は岐阜よりひとつ上の46、順位も岐阜よりひとつ上の12位につけている。
 
 昨シーズン、八戸を率いていた戦術家の志垣良前監督は今シーズンからFC大阪の指揮官となった。しかし新指揮官の石﨑信弘監督がその穴を埋めて余りある活躍を見せている。川崎フロンターレなどを率いていた時代に相手の布陣に対して1枚余らせる対応で安定した成績を残したが、今シーズンは昨年のカターレ富山同様の3-1-4-2(3-3-3-2)、引いたときには5バックとなるシステムを採用。41得点40失点とバランスのとれた結果からもわかるように、堅守を志しつつも攻撃力も向上させている。
 
 上位陣との対戦は一通り終わった。しかし混戦となっている今シーズンのJ3を思えば、この八戸のようにあと5試合の対戦相手も曲者ぞろいであることは間違いない。これまでと同様に、一戦必勝の態勢で東北の雄を迎え撃ちたい。
 
◆2023シーズン二巡目のヴァンラーレ八戸
 

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