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北龍磨、久保田和音とともにチームをけん引しつつ決勝点をものにし、大金星を掴む【Impressive Player/2023 天皇杯2回戦 vs.清水エスパルス】

 

最後はフォワードとしてプレーした北龍磨。©FC GIFU


 延長前半7分から8分頃、先発で90分間以上プレーしていた23番萩野滉大が脚をつり、担架で運ばれていく。控えにセンターバックは不在。日曜日のリーグ戦に出場していた生地慶充が交代でボランチのポジションに入り、左サイドバックを務めていた和田侑樹がセンターバックにずれ、左サイドバックには右サイドハーフだった山内彰が下り、田口裕也との交代で2トップに入っていた窪田稜が右サイドハーフを埋め、疲労のある北龍磨が前に出てトップ下的なフォワードになるという複雑な工程を踏んで、天皇杯2回戦清水エスパルス戦、剣が峰と言うべき最終盤を迎えた。
 
 こうしてFC岐阜はチームとしての機能性を保ち、消費体力のシェアを適切なものにする作業を終えていた。この一連の配置変更が延長前半13分の決勝点を生んだ。北はこう言っていた。
 
「ゴールの部分は、メンバーが替わってぼくを一個前にしてくれた(上野)優作さんの采配もあると思いますし、あそこにこぼれてきたのは“持ってる”なと。コーナーフラッグに当たってボールが残ったりとか、やっぱりカップ戦は何か起きるなとわかっていたので足が出たのはよかったです」
 
◆すごくいい雰囲気で臨めた
 

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