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杉田隼、オファーを意気に感じての緊急加入! 2020関東王者世代の優駿は「いち選手として自分に声をかけてくれた岐阜に貢献したい」と、やる気に充ちている【加入会見】

 

©FC GIFU


 三國スティビアエブスが負傷で離脱するなど苦しい台所事情のセンターバック陣にフレッシュなメンバーがやってきた。横浜FCディフェンダーの杉田隼が3月15日に育成型期限付き移籍で加入。発表当日からトレーニングに合流し、急速に実戦への備えを進めている。
 ここでは発表翌日におこなわれた取材から、杉田のプレーヤー像を明らかにしていく。
 
◆パスを通し、自ら運んで打開する
 
 根っからのディフェンダーと言ってもいいかもしれない。小学生時代に所属したバディーSC以降、ずっと最終ラインの一角を担ってきた。ただヘディングの跳ね返しよりも、「そこまで巧いほうではなかったので、どちらかと言えばシンプルにボールをつないで、一つひとつのプレーを丁寧かつ確実に実行するということを意識していました」と自身が小学生時代からの歩みを語るように、現代のディフェンダーに求められる範囲のボール扱いを恒常的に織り込んだプレーが持ち味。自ら運んで持ち出し、起点となるタテパスを入れていくシーンも珍しくはない。こうした特長はフル出場した3月8日のルヴァンカップCグループ第1節サンフレッチェ広島戦でも見られた。
 

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