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FC岐阜、クラブとして魅力あふれるサッカーを創造する。新体制会見でわかった進化の方向性【2022年1月21日新体制・新加入選手発表会見 Report】

 

記者会見会場(以下撮影:後藤勝)。


 1月21日、FC岐阜は岐阜市内で新体制・新加入選手記者発表をおこなった。
 昨シーズンまでのトップチームの成績低迷を受けて抜本的な改革に乗り出したクラブの考え、補強やスタッフィングを網羅して小松裕志社長が説明しつつ、三浦俊也監督以下の新スタッフがそれぞれの専門分野について現状での仕事内容の想定を示していった。以下、小松社長とスタッフの言葉を引用しながらこの記者会見の要点をレポートする。
 
◆2021シーズンまでの反省に基づくクラブの再出発
 

小松裕志社長。


 冒頭、熱量高く小松社長はここまでの取り組みと今後の構想について語ると、質疑応答の回答としてさらに掘り下げ、説明した。
 
「J2から降格してくる4チームがいない絶好の機会を失ってしまった。だからこそクラブとしても出血を伴いながらも本気でJ2に昇格し、その後、J1にも昇格し、サッカー以外のいろいろなものを含めてトップクラブに近づけるように、気持ちを新たに今回のシーズンを始めてまいりたい」
 
 昨年は二年連続の6位に終わり、J3からJ2へと昇格することが出来なかった。この2021シーズンの挫折または失敗を起点として、三度目の正直でJ2昇格を果たすべき2022シーズンに向けて根本からクラブのあり方を再考した。
 

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