急遽YouTube配信に切り替え実施。選手紹介の前には山道守彦チーム統括本部長が登場【無料公開/2022年1月22日2022 FC岐阜まつり Player’s Collection Report】
1月22日、FC岐阜は岐阜市民会館大ホールで「2022 FC岐阜まつり Player’s Collection」を開催した。当初は有観客の予定だったが新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み、無観客、YouTube LIVE配信へと切り替え実施した。
プログラムはFC岐阜スタジアムDJの平松伴康と久世良輔のダブルMCで進行。ユニフォームスポンサー発表、選手紹介と背番号発表、GGGメンバー発表など例年の楽しみはそのままに、小松裕志社長がクラブ運営の方針、山道守彦チーム統括本部長が補強の狙いをそれぞれ丁寧に解説するコーナーもあり、変革期にあたるフロントサイドの熱量がうかがえる内容となった。特に、前日の記者会見には登場していない山道本部長のトークは希少価値のあるファンへのプレゼントとなった。
山道本部長は「私がここに来た、呼ばれた大きな理由はただひとつ。FC岐阜を上に行かせる、J2に昇格させるために私は呼ばれたと思っています」と言い、覚悟を示した。
もともと三浦俊也監督と懇意にしていた山道本部長は昨年9月、三浦監督が前職であるテクニカルディレクターに就いたあと、岐阜の選手構成や若手の伸びしろについてLINEや電話で意見を交換し合うようになったという。その後、チーム統括本部長として正式に岐阜の一員になると「注目されてJ2に上がることがエンターテインメントとしてもすばらしいと考え」、小松社長、石崎義之強化担当、三浦監督と相談しながらスピーディに補強を進めていった。
既存の選手の残留に加え、経験があってチームを引っ張れる選手、J3で活躍して三浦監督の目に止まった藤岡浩介やンドカ チャールスなど伸びしろがある選手、浦和レッズや京都サンガF.C.などで直接山道本部長が関わりキャラクターをよく知っていてチームの力になれる選手を選んでいった。
山道本部長は常に選手獲得をユニットで考えているようだ。今回も「1+1=2.5になるようなユニット」「コンビネーションで打破出来る組み合わせ」で「四角、三角がどのような化学反応を起こすかを考えながら32人を選んだ」という。
漢字一文字で今年の抱負をあらわすいつもの選手紹介も、プロ意識が高く実績のある選手たち、負けじと競争に加わろうとする強いメンタルの若手の意気込みが強く感じられた。弱点であるメンタリティの問題が今オフのテコ入れによって解決されるかもしれないという期待は高まるばかりだ。
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