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ベースとなる成功体験を得た勝ちゲーム。今後につながる理想的な試合【J3第28節「FC岐阜 vs. セレッソ大阪U-23」マッチレポート】

 

移籍後初ゴールを決めたレレウをギッフィーと仲田建二監督が挟む。 © Kaz Photography/FC GIFU


 独走のブラウブリッツ秋田が無敗のままJ3優勝とJ2昇格を決めているその傍らで、2位争いは混沌としている。現在2位のAC長野パルセイロはガイナーレ鳥取に敗れ、勝点49止まり。その鳥取とSC相模原は47、2差で長野を追っている。そのあとにぴたりとつけるのがFC岐阜。J3第28節セレッソ大阪U-23戦の貴重な勝利で勝点を46とし、長野まで3差に迫った。まだ得失点差で長野のほうが有利ではあるが直接対決も残っている。岐阜にとっては射程圏内と言っていい。
 試合前のWeb取材ではキャプテンの竹田忠嗣が追う者の強みと追われるものの弱みについて語っていたが、まさにそのとおりの結果となった。
 ただ、岐阜も喜んでばかりはいられない。7位に落ちたロアッソ熊本、その熊本を下した6位のFC今治に勝点46で並ばれている。熊本から2ゴールを奪った立役者は元岐阜のレオ ミネイロだが、レオとて岐阜のために決勝点を挙げているわけではない。その2ゴールと3ポイントで最終的に今治が昇格する可能性もある。よそがどうあろうと、勝利を積み重ねていくしかない。
 
◆先発平均年齢18.27歳のセレッソ大阪U-23
 

前線でボールを収め、また献身的な動きで貢献した前田遼一。© Kaz Photography/FC GIFU


 チーム名はU-23と言いながら、

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