ぎふマガ!~FC岐阜を徹底的に応援する公式ウェブマガジン~

冷やりとする攻防。先行する展開を活かし、難敵相手に貴重な引き分け【J2第22節レポート】

 

前田遼一が今シーズン5点目となる貴重なゴールを挙げ、先制した。© Kaz Photography/FC GIFU


後半7分に宮本航汰が勝ち越しゴール。工夫されたセットプレーだった。© Kaz Photography/FC GIFU


 残留を争うアビスパ福岡との直接対決を制し、ついに連敗を止めたFC岐阜。ホームに帰ってきた7月15日のJ2第22節は、降格圏近くに留まっているジェフユナイテッド千葉を岐阜メモリアルセンター長良川競技場に迎えての一戦となったが、2-2で引き分け、勝点差を縮めることはできなかった。しかし質の高い選手を揃えた千葉を相手に難しい試合になるだろうと予想されるなか、二度先行する展開を活かして敗れなかったことは収穫と言える。3ポイントを獲れないときは1ポイント。確実に勝点を積み上げ、次節以降もこの前進をつづけたい。
 
◆想定外か、想定内か。4-4-2の千葉
 
 たしかに先制点を奪うことはできた。しかし危うく“秒殺”されそうになった堀米勇輝のオープニングシュートを含め、千葉のチャンスは多かった。負けなくて幸いだったのかもしれない。
 
 前節に千葉が採用した4-4-2が徳島ヴォルティス対策であった可能性を踏まえ、3バックもありうると見て、岐阜は両方の布陣に対して準備を進めていた。蓋を開けてみれば、

(残り 3058文字/全文: 3765文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ