山梨フットボール

無料記事 フォトレポート”背中のスポンサーはISETAN”「JFLクリアソン新宿もトレーニングマッチでシステム変更してVF甲府のACLを後押し」【練習場から】

11月19日にVF甲府と30分×3本のトレーニングマッチ(@山梨大学医学部G)を行ったクリアソン新宿。11月16日に成山一郎監督(左)が今季で退任し、2024年からは北嶋秀朗ヘッドコーチが監督に就任することが発表されている。北嶋ヘッドコーチと甲府の大塚真司ヘッドコーチは今年度のS級コーチ養成講習の同期で、普段3バックのクリアソン新宿に甲府が11月29日にACL(@国立競技場)で対戦するメルボルン・シティの4-4-2(攻撃時は4-3-3)でのトレーニングマッチを要請し、成山監督は”日本を代表してACLを戦う甲府のために”と快く了承。普通、トレーニングマッチで相手のためにシステムを変えて戦うことはないが、成山監督や北嶋ヘッドコーチ、選手の皆さんの協力に感謝して29日はメルボルン・シティに東京都”新宿区”霞ヶ丘10−1の国立競技場で勝ちたい。

S級同期の大塚真司ヘッドコーチ(左)と北嶋秀朗ヘッドコーチ(右)。誰に聞いてもS級同期の絆は相当に強いようで、大塚コーチと北嶋コーチの絆はこれからも強くなっていくはず。栃木シティFC(関東リーグ1部、今季は2位)の津田琢磨ヘッドコーチもこの2人とS級同期。

クリアソン新宿の背中のスポンサーは老舗百貨店の”ISETAN”。

クリアソン新宿のユニフォームの腰のところは”東急歌舞伎町タワー”がスポンサー。地方出身者でも伊勢丹と東急歌舞伎町タワーが新宿の新旧のシンボルであることは分かるので、なんか凄い。そして、(ルイ)ヴィトンのモノグラム的なデザインもちょいと新鮮で羨ましい。甲府には当社が勝手に”山梨の伊勢丹”と呼んでいる岡島百貨店があるが、東京23区内で最初のJ1クラブにどこがなるのか楽しみ。パリ・サンジェルマン的なJ1クラブの誕生が待ち遠しい。今季は東京都リーグ1部の渋谷シティFC(増嶋竜也監督)ともTMを行っているので、どちらにもシンパシーがあるが、布啓一郎チルドレン・市船OBの2人が指導者として成功することを願いたい。

トレーニングマッチ終了後は両クラブの選手が向かい合ってお互いに頭を下げた甲府とクリアソン新宿。この整列形態は初めて見たので不思議だったが、離接する県・都でフレンドリーでいい感じ。ウエザーニュースは山梨県を愛知県が親分の”中部地方”に区分けしているが、VF甲府U-18はプリンスリーグ関東1部だし、山梨学院大学サッカー部は関東大学リーグ2部(1部との入れ替え戦に進出)だし、山梨学院大学の陸上部は”関東大会”である箱根駅伝に出場できるので、ウエザーニュースには区分けを変えてほしい。もっと言えば、山梨県と東京都はガッチリ隣接しているのでその気になれば”トウキョー気分”になれないこともない。つまり、クリアソン新宿も渋谷シティFCも隣のサッカー仲間…。オチのない当社の主張です…。

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