「コロナ対策の負担とストレスが加わるコロナ禍のアウエー。若手の成長をプラスαの要素にし、悔しいアウエー経験を乗り越える勝利を挙げる」【2021明治安田生命J2リーグ第15節 水戸対甲府 プレビュー】
2021年5月23日(日曜日)水戸対甲府(14:00 KICK OFF/ケーズデンキスタジアム水戸)
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山梨県内の企業に勤めているブラジル人と先日話をした時に、コロナ禍でもブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領が経済優先の政策を推し進めていることを上っ面の知識で批判的に言うと、「ブラジル人は国民性として日本人みたいにコロナ対策をしっかりやらない。やろうとしても一体感を持ってやれないなら、経済優先の方がマシということにもなる」という考え方を教えてもらって、”なるほど”と、よく知らないなりに納得。世の中色々な考え方があるなぁとは思いつつも、甲府にいるブラジル人選手は――私生活がどんな感じか知らないけれど――意識高くやっていると思っているから――やらない日本人もいるし――そんなに意識の差があるのかなぁとも思った。
沖縄県にも緊急事態宣言が発出され、これで10都府県が宣言下になって、ワクチン次第ながらなんとなく危機感が増した。山梨県民も甲府の選手・スタッフもコロナ対策をよくやっている中で迎える鬼門のアウエー水戸戦。今季ホームは5勝1分1敗で素晴らしい成績も、アウエーは、最後に追い付かれた山形戦(第12節、2-2△)、最後に失点して敗れた琉球戦(第10節、0-1●)、前半3-1と逆転も後半2失点で引き分けた松本戦(第8節、3-3△)、追い付いたものの終盤の失点で敗れた長崎戦(第6節、1-2●)と、嫌な記憶が残っていて、アウエーで勝ったのは第4節の愛媛戦(1-0○)まで遡る。愛媛戦が3月21日だったので、週に1試合が基本のサッカーでは11試合遡れば2か月前の話になってしまう。今節は”2ヵ月ぶりのアウエー勝利を懸けた試合”と表現することもできる。
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