今津佑太「ギリギリの駆け引きが楽しい、面白いところだと思った」【無料記事 天皇杯3回戦 F東京0-1甲府 コメント】
#34 DF 今津佑太「普段の悔しさをぶつける場所はここにしかない」
――最後は足が攣っていましたか?
攣ってないです。ちょっと時間が欲しくて(ストレッチするフリをした)…だけです。
――前半は立ち上がりからクロスをボンボン入れられましたが、あの時間帯はどんなことを感じていましたか?
J2にないタイミングというか…感覚的に“もうあそこには入れて来ないだろうな”とポジションを取って消したところに、もう一つ高い精度で裏に通してくるのはJ1のクオリティを感じました。そこでギリギリの駆け引きというか、それが楽しい、面白いところだと思いました。
――それでも、最後の最後のところで抑えて対応できたことについては?
相手FWのクオリティもあるけれど、クロスに関してはJ1クラスの精度とタイミングで、1本やられてもおかしくないところはあったし――結果としてやられなかったけれど――最初の1~2本の中でやられてもおかしくないところはありました。それ以降は修正ができたかなぁと思っているけれど、最初の1~2本でやられていればゲームは終わっていたかもしれないですね。そういうことを経験できたことはよかったです。
――結果として無失点で勝てたことは?
普段使われていない選手、控えの選手は結果を残さないといけない。それしかできることはないですから。普段の悔しさをぶつける場所はここにしかない。そういう選手の想いを表現して結果に繋がったと思います。
――リベロ(3バックの真ん中)とストッパーとの違いは?
役割として、”弾く“ということは変わらないけど、普段よりもカバーリングは意識してスムーズにやれたと思います。
――攻撃ではセットプレーで1本惜しいヘディングがありましたが、決めたかったですね。
決めたかったです。あそこで決められる選手になれるかどうか。あれを決めないと寂しいですね。俺みたいなタイプは(苦笑い)
――永井謙佑選手が最後に出てきてからは守り方で変えたことはありますか?
あの人は足が速いから、俺たちはケアして下がるでしょ。そこで足元で受けてという駆け引きがありました。でも、それはやらせてもいいのかなぁと。そこから守ればいいのかなぁと思いました。チョットしたところだけど。
――最後、松橋優選手と永井選手が1対1になってゴールラインギリギリからクロスを入れられたところはヒヤッとしましたか?
しましたね。J1はあれが通るんですね。J2ならDFに当たってラインの外に出るけど、J1のトップはもう一つボールが伸びるからああいうボールが当たっても通るんですね。
――勝利と勝利給もおめでとうございます。
まぁまぁまぁまぁまぁ(笑)