山梨フットボール

上野展裕監督「最後は、身体を張り、最後まで踏ん張れるような配置にしたくて(松橋)優を入れてミチ(道渕)を上げた」【無料記事 J2第35節 徳島0-1甲府 コメント】

「最後は、身体を張り、最後まで踏ん張れるような配置にしたくて(松橋)優を入れてミチ(道渕)を上げた」上野展裕監督

今日は徳島の地まで100名を超えるファン・サポーターの方が来てくださり、ありがとうございました。試合はお互いに疲労の色が濃く見えました。お互いに身体が重かったと思いますし、中2日のタイトなスケジュールの中でお互いに最後まで身体を張ったと思います。我々はチャンスを作りましたがピンチも多く、最後まで崩しきれなかった。そこからカウンターを喰らって危ないシーンがありました。ビョン(ジュンボン)、小出(悠太)、(エデル)リマが身体を張って守ってくれました。最後は道渕(諒平)がラッキーなシュートを決めてくれました。何とか次に繋がったと思いますので、次に向けて全力で準備をして栃木戦に向かいたい。

――ケガ人がいる中、苦しい中、勝ち切れた意義は?

もう少し連携で3~4人が絡んで決定機的な場面を作りたかったが、単発になっている。その中で勝ち切れたことはよかったと思うし、ケガ人が増えてきていてその中でいるメンバーで一丸となって戦い、勝ち切れたことがよかった。

――選手交代は2枚目、3枚目と時間的に遅くなったがその理由は?

疲れている選手が何人もいて、足が攣っている選手も何人もいて、誰を交代するのかギリギリまで判断を遅らせました。前の選手もジエゴを含めて疲れていた。ジエゴは初先発でよくやってくれたが、シュートを決め切れずに…その中で曽根田(穣)が真ん中にポジションをチェンジして頑張ってくれたが、最後は道渕をトップ下に上げて勝ち切ろうと思いました。

――東京V戦(1-0○)は金園英学を入れてすぐに、金園アシストでジュニオール・バホスがゴール。今節も89分に松橋優を入れて、道渕を上げてすぐにゴールが決まりました。采配の狙いがハマったという手応えはありますか?

たまたまだと思いますよ(笑)。どうしても厳しい勝負なので、どちらに転んでもおかしくない。最後は、身体を張り、最後まで踏ん張れるような配置にしたくて(松橋)優を入れてミチ(道渕)を上げました。

――ジエゴは初めて先発からスタートして約70分間プレーしました。途中出場ではないジエゴのプレーの評価は?

いいダイアゴナルランとか裏へ飛び出す動きとかをしてくれた。前半の小塚(和季)からのチャンスもありました。オフサイドになりましたが、何度か飛び出したし、これがみんなと合ってくれば彼のよさが出てくると思います。

 

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