「ホーム・山梨中銀スタジアムの公式戦で初の浦和レッズ撃破で先勝。素晴らしい内容と結果は受け止めることが難しいくらい嬉しい」【2018JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ第1戦 甲府2-0浦和 レビュー 】
2018年6月2日甲府2-0浦和(15:03K.O/山梨中銀スタジアム/入場者数10,337人/天候 晴 弱風/気温 30.0℃/湿度 32%)
得点者 37’今津佑太(甲府) 51’小塚和季(甲府)
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ホーム・山梨中銀スタジアムの公式戦で初の浦和レッズ撃破で先勝。素晴らしい内容と結果は受け止めることが難しいくらい嬉しい
当然、第1戦に勝つために臨んではいたものの、ホーム・山梨中銀スタジアムでの対浦和公式戦初勝利に少し驚きながら喜んでしまった。第2戦を含めたトータルの勝負だということも分かっているのに、結構な満足まで感じてしまった素晴らしい勝利。営業収益の話ばかっりするのはよくないけれど、5倍近くの差がある浦和に勝つのは、浦和より順位が上で2~3倍の差があるクラブに勝つのとはまた違う価値があるし、自信にもなる。なんといっても山梨の希望が膨らみ、誇りが満たされる勝利。
極端ないい予想と極端な悪い予想の両方があった浦和戦。日本代表で槙野智章、遠藤航が抜け、柏木陽介、阿部勇樹がケガと、浦和を代表するような選手が半分近く抜けていたけれど、興梠慎三、武藤雄樹、西河周作らはしっかりいた浦和。誰が見ても浦和が勝って当たり前のカードだったはず。しかし、始まってみると甲府ペースのスタート。立ち上がりにCKを与えたときは嫌な感じがしたけれど、そのクリアボールを高野遼がマイボールにして、エデル・リマの怒涛のドリブルから金園英学の決定機へと、甲府は2分に武器を見せつけた。金園と西川の1対1の場面は西川も上手くて、大分のGKは先に動いて金園にシュートコースを見せたけれど、西川は動かずに寄せるディフェンダーとともにシュートコースを限定してシュートミスを誘発。こういうところがJ1の代表クラスのGKの凄さ。
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