【徳島vs千葉】増田功作監督記者会見コメント「崩しも含めてまだまだやるべきことはありますが、ペナルティエリアへの侵入回数も多くなってきていると感じたので、フィニッシュのところを根気強くやっていきながら勝点を取れるようにしていきたいです」
■明治安田生命J2リーグ 第9節
4月7日(日)徳島 0-1 千葉(14:04KICK OFF/鳴門大塚/4,214人)
得点者:10’椿直起(千葉)
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〇増田功作監督
前半はスカウティングを含めて試合を想定していましたが先制を許してしまいました。しかし前節の清水戦では同じような展開の中で流れを取り戻せなかった部分が、今日はボールを握って押し込みながらチャンスは作れたと思います。ただ、そのチャンスで決め切ることができず、後半は選手を入れ替えながらギアチェンジしましたけれど、ゴールまでにはいたりませんでした。
崩しも含めてまだまだやるべきことはありますが、ペナルティエリアへの侵入回数も多くなってきていると感じたので、フィニッシュのところを根気強くやっていきながら勝点を取れるようにしていきたいです。
Q:スタメン発表時は永木選手の名前がありましたが、代わって杉本選手がスタメンで出場していました。何かのトラブルがあったのですか?
アップの時に「気になる箇所がある」と本人から聞いたので急遽変更しました。診断が出ていないので内容はわかりませんが、経験豊富な選手なので彼の意見を尊重して今節は外す決断をしました。
Q:千葉は自陣でボールを持っている時に我々を引き込もうとしているように見えました。その守備に対してどのような準備をしていましたか?
千葉はCBやSBから前線に向かって縦や斜めのボールが出てきます。ですから、相手DFが持ったら少し運ばせて、うちはコンパクトに守備をしたいと思っていました。
Q:前半、チアゴアウベス選手がボールを受けるためにポジションを移動している場面が見られました。彼にはどのような指示を出していたのですか?
チアゴアウベス選手には相手アンカーの脇やボランチの間でボールを引き出してもらいたいという狙いがありました。前後半で少し動き方が変わっていましたが、基本的な立ち位置を守りながら、流れの中で選手たちが工夫したものだと思います。
Q:柿谷選手と棚橋選手を投入するタイミングは、何を見てお決めになりましたか?
あの時間帯、サイドから良い侵入ができていたので、ボックス内で足を振れる選手とアイデアのある選手を入れて、もう一段ギアを入れ得点したいと思いました。ミスが少しあって得点することはできませんでしたが、ネガティブな要素は少なかったと思います。
Q:見どころの多い内容でしたが、ホームでは5連敗となってしまいました。
その結果については選手たちも責任を感じています。一番応援をしてくださっている人たちの前で喜び合えるような結果を出したいと必死です。変に気負い過ぎることなく、目の前の試合をしっかり戦うことを元気よく続けていきます。
Q:次節(長崎戦)に向けて意気込みを聞かせてください。
昇格を目指している強い相手ですが、相手どうこうというよりも、まずは自分たちのフットボールを突き詰めていかないとその先も無いと思っているので、僕たちの良いところがたくさん出るような形で準備していきます。