ヴォルティススタジアム

【山形vs徳島】ダニエルポヤトス監督記者会見コメント「やはりエウシーニョ選手の退場が響き、そこでダメージを与えられました」

■明治安田生命J2リーグ 第42節
10月23日(日)山形 3-0 徳島(14:04KICK OFF/NDスタ/9,096人)
得点者:15’ディサロ燦シルヴァーノ(山形)58’ディサロ燦シルヴァーノ(山形)90+4’チアゴアウベス(山形)
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○ダニエルポヤトス監督
今は本当に悔しくて悲しい気持ちで一杯です。しかしその前にモンテディオ山形さんに対して祝福とプレーオフに向けて頑張って欲しいという気持ちです。
(試合について)やはりエウシーニョ選手の退場が響き、そこでダメージを与えられました。その中でも1点取れればなんとかできると思いましたが、山形さんは素晴らしいレベルでしたし、勝ちたいという気持ちも合わさって本当にいいチームだったと思います。そういうチームに対して最後まで戦ってくれたと思います。チームの毎日の努力に対して感謝したいと思います。

Q:序盤は結構ボールを持てたと思いましたが、その後相手の縦に速い攻撃に対しエウシーニョ選手の退場や杉本選手のイエローカードなど、いつもと違う雰囲気も感じましたがいかがでしたか?
エウシーニョ選手の退場ですべてが変わったと思います。そこから杉本選手を交代しなくてはならなくなりました。私たちは何とかオーガナイズを修正しましたが、プレーオフを目指すチームに対して押し切られたという印象です。山形さんは我々が退場したところを上手く活用してきました。11対11で試合をしていれば全ての状況が変わっていたと今は思います。本当に退場が響きました。

Q:数的不利の中でも攻める場面もあったが?
前半、相手ディフェンスが中央を締めてくるとわかったので、安部選手と新井選手のサイドのところを上手く使って、そこから攻撃することができていたと思います。しかし、後半の2失点目について、僕自身はオフサイドだと思いましたが、その失点がチームに大きなダメージを与えたと思います。

Q:後半、石尾選手に入れて3バックにした意図は?
前半、山田選手とディサロ選手が離れてプレーしている傾向があり、特に山田選手がアンカーの後ろなど様々な動きがあったので、そこの調整をしたかったことが理由です。
そこをしっかり潰してボールを奪い返した後に、そこから早くパスを出してスペースを狙う意図がありました。

Q:前半戦は引き分けが多かったが、後半戦は19試合無敗という素晴らしい成績で感動を与えたと思います。今後に向けた想いを聞かせてください。
リーグ前半戦はすごく難しい状況だったと思います。徳島と大分だけが(J2の中で)ルヴァンカップを戦い過密日程となり、それがかなり重くのしかかったと思います。また、昨シーズンから13人の選手が移籍をした点も難しいシーズンだった理由だと思います。
自分自身の未来についてはクラブとしっかりと話していきたいと思います。そして最後まで私たちを見守って支えてくれたファン・サポーターの皆さんに心から感謝を申し上げます。

Q:この悔しい経験をクラブとしてどんな財産にしていきたいですか?
今はただただ悔しいので、そこまで考えることができません。クラブとしてJ1へ戻る目標を持ち続けて最後まで戦ってくれたと思います。
シーズン途中には渡井選手もポルトガルへ移籍した中で、先ほども申し上げた通り本当にすべてが難しい状況でした。しかし私は全ての選手が成長曲線を描いていった事を嬉しく思いますし、彼らには感謝しかありません。

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