ヴォルティススタジアム

【徳島vs長崎】フォトレポート:様々な困難を乗り越え、首位長崎に勝利し暫定2位浮上。

■明治安田生命J2リーグ 第9節
8月8日(土)徳島 3-1 長崎(19:03KICK OFF/鳴門大塚/2,415人)
得点者:1’垣田裕暉(徳島)50’内田航平(徳島)56’渡井理己(徳島)77’大竹洋平(長崎)
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8月6日、チーム内に新型コロナウイルス感染症の陽性判定が1名確認されたことを受け、自主的なPCR検査の実施し「間隔を取りながら自主練形式でやるというところへ落とし込んだ(岩尾)」という練習の工夫やJリーグや相手チームを含めた関係者の努力により試合が無事開催された。

首位・長崎を前に、前節と同じメンバーでキックオフ。

試合開始直後、試合が早速動き出す。
相手のクリアボールを拾った渡井がドリブルで持ち運ぶと「渡井選手に食い付いたDFの背中を狙って走りました」と話す垣田へパスが通り、GKの股の間を狙ったシュートでいきなり先制点を奪う。

その後は、「慌ててボールを奪いに行くだけではなく、持たせながら要所を締めるようにしていました」と垣田へのロングボールをうまく使いながら試合を進める。

15分にはこぼれ球を拾った杉森がドリブルで持ち込みシュート。43分には、藤田のCKからサインプレーから西谷のクロスに垣田が合わせるが相手DFがかろうじてクリア。
結局前半を1-0で折り返す。

ハーフタイム「前半の良い流れを続けていこう。前線からプレスをかける時はチーム全体で連動すること。全体的にコンパクトにしてポジションをとること(リカルド監督)」と指揮官に送り出された選手たち。

追加点は49分、藤田のFKを相手GKがファンブルしたボールを内田がヒールで合わせ追加点!
そして56分には前がかりになった相手からボールを奪うと、渡井がハーフウェイラインからドリブルを開始。「垣田選手の動き、ドリブルのコース取り、そしてシュートまでが上手くかみ合った得点だと思います(渡井)」が話す通り、狙い通りのシュートを決め3-0とする。

72分には、鈴木徳真と開幕戦以来の出場となるドゥシャンを投入。

77分に1点は失ったものの、「しっかりと耐えて守るところと、後ろから押し出して取りに行くところを、使い分けながら対応できた(田向)」と話す通り、試合を自分たちでコントロールしながら試合を終えることに成功。首位長崎に3-1で勝利した。

試合後指揮官は「選手たちは本当によくやってくれました。試合後のロッカーではおめでとうと伝えました。彼らはピッチの中で集中力を切らすことなく、これまで積み上げてきた成熟した部分を見せてくれました。我々がコントロールできること、それからそうでないことがある中で、これからも我々のできることを理解し実行していこうと思っています」と選手たちをねぎらった。

□試合フォトレポート

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