ヴォルティススタジアム

【横浜FCvs徳島】フォトレポート:チャンスを作りながらも決めきれず、6試合勝利なし。

4月28日(土)横浜FC 1-0 徳島(14:03KICK OFF/ニッパツ/3,993人)
得点者:29′ 北爪健吾(横浜FC)
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横浜FC戦のスターティングメンバー

前節から2人入れ替えて臨むヴォルティスは、「90分できない選手たちが何人かいて、戦い方を変えていかないといけないことが試合前にありました(リカルド監督)」という苦しい台所事情の中、島屋八徳、杉本竜士、小西雄大が3トップ気味に並び、相手の3バックにプレッシャーをかける形でゲームをスタートさせた。
前半8分島屋のスルーパスから杉本が決定機を作るが、逆に前半12分に横浜FCにカウンターを許し北爪にシュートを打たれるなど、試合の立ち上がりは両チームのゴール前での攻防が目立つ展開となる。15分には杉本、17分には前川のミドルシュート、22分には杉本のクロスに島屋が頭から飛び込むが枠に飛ばない。25分には岩尾の素早いリスタートに小西が反応し相手選手ともつれるもノーファールの判定。そんな中、前半29分、横浜FCに左サイドを深くえぐられると、最後はフリーで佐藤にクロスを入れられ北爪にゴールを許し先制を許してしまう。
リードを奪われた徳島は42分、「待つのではなくてはアクションして代えていく(リカルド監督)」ために、佐藤晃大と山崎凌吾を同時に投入する。
ハーフタイムに「勝つためには2点必要だぞ、リスクを背負って勝負していこう!」と監督から発破をかけられた選手たち。53分には小西に代えて狩野健太を投入し早くも3枚の交代カードを使い切る。その後は右サイドの大本のクロスから何度もチャンスを作るがフィニッシュに精度を欠き、ゴールを割ることができない。結局0-1で試合を終えることとなったヴォルティス。

チャンスを作りながらもここ6試合でわずか1得点と深刻な得点力不足について「ただ単にシュートが入らないことだけじゃなくて、その前のプロセスでいい守備ができなかったり、一人ひとりのポジショニングでサボっていたり、細かいところに立ち位置だったり、関係性が問題」と指摘するのはキャプテン・岩尾憲。6試合勝利なしの試練の中、次節四国ダービーを迎えることとなった。

■試合フォト

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