【2018紫熊の戦士※無料】丹羽大輝/感謝の言葉しかない
写真は、昨日のトレーニングでの丹羽大輝である。そして、広島では最後となる彼のトレーニング姿となった。
実はこの日、彼は練習後もじっくりと時間をかけてクールダウンしていた。その彼に対して柏好文や林卓人、森島司や松本泰志らが次々と声をかけた。若手は走って丹羽の元にいき、両手で握手して深々と礼をしていた。その姿がちょっと不思議だったのだが、こういうことだったとは。
FC東京への完全移籍。驚いた。韓国キャンプでは好調を維持し、CBでのハイレベルな競争の一翼を担えると実感していた。そのタイミングでの移籍のニュース。驚きしかない。
一方で、感謝の気持ちしか、彼に対してはない。約1年の広島でのプレー。いや、プレーだけでなくその人間性によって多くのサポーターが魅了された。サポーターだけでなく選手たちも彼を慕い、彼に支えられた。昨年のギリギリでのJ1残留も、今季春先のルヴァンカップでの素晴らしいサッカーも、J1での見事な戦いも、丹羽大輝なくして考えられない。
今はやや混乱している。もう少し落ち着いた後、また丹羽大輝のことを綴ってみたい。
ありがとう、丹羽大輝選手。
きっとまた、会えることを。
そして、最大限の感謝を。
(了)