【コラム】大多和亮介副社長ロングインタビュー⑤2024年のミッション
湘南ベルマーレと大和シルフィードが提携して1年が経過しました。そこで、シルフィードの代表取締役社長を務め、ベルマーレの副社長を兼務する大多和亮介さんにロングインタビュー。かつて横浜F・マリノスのフロントスタッフとして辣腕を振るい、その後女子サッカーに身を投じたこれまでのキャリアを辿りながら、現在の取り組みや自身の想い、そして両クラブの未来について、じっくりとお聞きしました。最終回は「2024年のミッション」。(全5回)
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――シルフィードとベルマーレが提携して1年が経ちました。どのように振り返りますか?
「まずはなんといっても昨年の5月13日ですね。WEリーグの基準を満たしたスタジアムを使わせていただかないと我々はプロに行けないので、提携の大きな目的のなかで、レモンガススタジアム平塚で札幌戦の90分後になでしこリーグの公式戦を行ない、ベルマーレの皆さんやサポーターもいろんな協力をしてくれました。残念ながらベルマーレは札幌に1-4で負け、冷たい雨も降って集客は振るわなかったんですけど、それでも黄緑色の方がけっこうスタンドに残って観戦してくださった。なかにはその後にシルフィードのコアファンになってくださった方もいて、それはものすごく大きな財産じゃないですか。ほんとにやってよかったと思います。なにより、女子の選手がああいう素晴らしいピッチでプレーできる機会はいまの日本ではなかなかないので、シルフィードとベルマーレというクラブが手を組んであの場をつくれた意味は大きいですね。
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