【コラム】「整える」時間の大切さ
連勝はならなかった。前節のアウェイ新潟戦、ベルマーレは前半のうちに2点を先取するも、逆に後半2点を奪われ、互いに勝点を分け合った。
先制機は試合開始からほどなくして訪れた。10分、杉岡大暉がインターセプトするや前につけ、受けた田中聡からディサロ燦シルヴァーノへ縦に繋ぎ、左サイドに展開した山田直輝のワンタッチのクロスに大橋祐紀が滑り込んだ。26分には大野和成のロングフィードを端緒に大橋が相手陣内深くで奪い、折り返しにディサロが応えて加入後初ゴールをマークした。得点シーン以外にも、山田のパスカットから大橋を経てディサロがフィニッシュに持ち込むなど、中断期間の取り組みの賜物だろう、良い守備に始まるショートカウンターが精彩を放った。
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