【神戸vs湘南】選手コメント

2022年10月12日 22時12分　
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タグ : ウェリントン • 中野嘉大 • ヴィッセル神戸

●中野嘉大選手
（攻撃について）全部が悪かったとは思わないですけど、失うのが早いシーンもあったし、ひっくり返せなくて相手の前でやっていることが多かったので、もう少し裏を見せたかったなと、FC東京戦はひっくり返してそこからまた入り込んでいけるシーンが多かったので。ウェリ（ウェリントン）の高さをクロスなどで活かせなかったところも僕個人としてかなり課題がありますが、もうちょっとうまくひっくり返せないといけなかったなというのが正直なところです。
武藤（嘉紀）選手が外切りしてきているところにみんな苦労していた印象だったんですけど、そこで僕がさらに低い位置をとるのか、高い位置をとるのかというところが今日はよくなかった。味方にやってほしいプレーとチームでやることが一致していなくて、本来僕らが主導権を握ってやらなければいけないところでうまくできなかったと思います。もう少し敵陣に押し込んでサッカーしたかったです。
（周りとの連係について）ドリブルを警戒されて僕のところに2人来たり寄せを早くしたりされたところで、（平岡）大陽が裏に走ったりはできているので、そういう状況をもっとつくりたかった。（杉岡）大暉から僕のほうで前進できるところがFC東京戦ではとくにあったんですけど、今日は僕があまり効果的な受け方ができなかった。前半の最初などサイドチェンジをうまく使いながら揺さぶって深い位置まで行けてましたけど、もっと続けてやっていかないといけなかったと思います。
（その要因は相手の守備にあるのか、自分たちにあるのか）相手は強度がすごく高いわけではなく、一人ひとりの守備範囲は広いかもしれないけどガンガン来るわけではなかったので、しっかり相手を見て自分らができるようにならなければいけなかったと思います。芝の感触がいつもと違ったり、開始早々にミスが重なったりネガティブな要素はあったけど、自分らがしっかりプレーできたらやれるという手応えはみんなあると思うので、それを続けて信じてやっていくことが大事だと思います。
チームとしてよさが出るのは、背後を見せたうえであいだを活かしていくところだと思う。もちろん（そのままでも）あいだで繋げられるんですけど、ひっくり返して相手が下がることで、もっと時間がある状態であいだを使いたいと自分は思っているので、もっと背後へのアクションを出せるようにしていきたい。僕自身も今日は低くとり過ぎて裏にあまり行けなかったので、僕が裏に行くのでもいいし、もっとそういうシーンもつくらなければいけなかったと思います。

●ウェリントン選手
前半の最初はいい形で入ったと思いますし、いくつか得点を取るチャンスもできました。もう少しトライしていれば前半のうちに得点を決められたのではないかと思います。
（古巣との対戦について）モチベーションもすごく高かったですし、よくしてもらって好きなクラブですが、勝ちたかったです。決めるチャンスをつくれなかったことが残念です。
（得点を取るために必要なことは）日々のトレーニングから決められるようにもっと練習していかなければいけないと思います。いい形をつくれて最後までいけていますが、フィニッシュのところで決め切れない場面が多いので、しっかりと決め切ることが重要だと思います。
（神戸のセンターバックが厳しく来ていたが）神戸に限らずどのチームも自分の特徴を分かっているので強く来ることは想定していました。彼らはひとつのチャンスをしっかりモノにして、僕らはいくつか決めるチャンスを決め切れなかったところが課題だと思います。
（ホーム最終戦に向けて）残留への大きな一歩になると思うので、しっかり勝ちたい。チームは自信を持っていい試合をしてきているので、ホーム最終戦でしっかり勝ちたいと思います。

reported by 隈元大吾