縦に紡ぎし湘南の

【清水vs湘南】選手コメント

●ウェリントン選手
バラ(茨田陽生)のキックの特徴はよく分かっているので、必ずいいボールを上げてくれると信じていました。蹴る前の段階ではファーで少し遠い位置だったのですが、彼が蹴る瞬間に前のほうに走って、相手が触ることができなくて自分がその後ろで触ることができて、いい形でゴールを決めることができました。
(この得点をどう繋げていきたいか?)どの選手もできるだけ多くの試合に出たいという気持ちは自分も変わらないですが、自分よりも大事なのはチーム。チームが勝つことがいちばん大事だと思います。この2年間苦しい状況が続いてしまっているので、今年は苦しくない形で終わらせたいと思っています。
(日々意識していることは?)やり続けるだけですね。もしもやめてしまったら18人のメンバーにも入れないですし、続けてもっと試合に出られるように頑張りたい。
(日々の地道な積み重ねが今日のような結果に繋がると思うが?)日々の努力をしていなければ今日のようなゴールは生まれていないし、監督やコーチングスタッフ、選手からの信頼も受けてないと思いますし、日々があるからこそ今日のゴールがあったと思います。試合に出られるときと出られないときがありますが、諦めずにやり続けることが大事だと思います。

●中野嘉大選手
(勝点1をどう捉えているか?)もちろん勝ちたかったですけど、最初に失点して、相手も早い段階で5バックにして後ろ重心だったので難しかった。勝ちたかったし正直勝たないといけないゲームではありましたけど、ウェリの得点のおかげで次に繋がるゲームにはなったと思うので、切り替えて次は絶対勝てるようにしたいと思います。
(後半どう修正して臨んだか?)プレスのところを多少整理したのと、攻撃に関してはブレずにやっていこうと、べつに悪い形があったわけではなくて一つひとつ後ろからしっかりブレイクしていこうとチームで共有した。最初の段階で前からプレスで取れることが何回かあったので、早い段階で決めたかったというのはありますけど、前の選手のプレッシングの強度によって乗れたところはあると思います。
(なかなかゴールが入らなかったが、どう感じていたか?)自分らがまずやり続けるということ、結果は付いてくると信じてやり続けることをみんなで声をかけ合いながら前向きにやっていた。それが最後ウェリのゴールで報われたことはよかったと思います。
(自身のパフォーマンスについて)今日は全然ボールを受けられなかった印象で、仕掛けるシーンをなかなかつくれなかったし、相手が5バックにしてからは足もとに早い段階で寄せてきたので、なかなかつくるほうはできなかった。裏を1,2回狙いましたけど、それしかなくて、そこで仕留めなければいけない状況だったので難しかった。ボールを受ける前にもっと駆け引きして個人で外せるところは外していかないといけないし、ドリブルできるチャンスが1,2回はあったからそこでもう少し存在感を出してボールを呼び込めるようにしないといけないなと思います。

reported by 隈元大吾

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