【広島vs湘南】選手コメント

2022年07月10日 21時09分　
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タグ : 舘幸希 • 田中聡 • 大野和成 • サンフレッチェ広島

●田中聡選手
前半けっこうチャンスがありましたが、そこで点を取れなかった。決定力と最後の質が足りなかった。後半相手が主力を入れてきてから押されて1点取られてしまいましたけど、流れのなかではないですし、この勝点1をポジティブに捉えています。
（田中選手自身ゴールに直結するようなパスも見られたが）チャンスがあるときはそういうパスを出せましたが、試合を通してボールに触る回数は少なかったですし、後半は全然ボールに触っていないので、もっと自分たちが攻撃で主導権を取れるような、もっと自分もポジショニングとか受け方を頑張っていきたい。
（後半ボールに触れなかった理由は）相手の攻撃の時間が長く、自分たちの時間になっても蹴るしかなかった。そこで自分が声を出してボールをもらい、勇気を持って全員がポジションを取ったら、俺たちならそういうところはできると思うので、そこはもっと恐れずにやっていきたいと思います。

●大野和成選手
前半はいい距離感で守れていたかなと思いますが、後半マイボールにする時間も短くてなかなかラインを上げられなくて、ジュニオールサントス選手らにけっこう走られたので、ギリギリの戦いだったと思います。
（かなり押されたなかで1点に抑えたことについては）けっこう攻められていたので、なかなかコンパクトにするのも難しかったし、ピンチもあった。ほんとは勝点3取りたかったですけど、アウェイの地で勝点1を取れたことは個人的にはよかったと思います。
（セットプレーは課題かと思うが）いま流れのなかで失点する感じはあまりないですし、体も張れている。だからこそボールが切れたときが大事になってくる。あれを守り切れたらこういう押し込まれた試合でも勝ちに持っていけると思うし、90分を通してもっともっと突き詰めていかなければいけないと思います。

●舘幸希選手
相手は守備も強いですし、いいチームだなとあらためて感じました。そのなかで先に取れたことはよかったんですけど、選手が代わったりして後半はより押し込まれる展開になってしまい、そこで1点取られた。でも負けなかったことは大きいと思いますし、勝点1を取れたことは次に繋げられると思います。
（結果的に失点はセットプレーのみ。流れのなかの守備については）けっこう相手が前半からアバウト気味に自分たちの背後を狙っている印象があって、ジュニオールサントス選手が入って特徴が変わってよりそこに怖さを感じました。でも最後のところはみんなで体を張りながら（谷）晃生も含めてピンチを防いだ印象はありますし、セットプレーは怖さがあってもう1点取られてもおかしくなかったけど、集中して守れていたと思います。
（舘選手自身、出色の出来だったと思うが）前半は自分の特徴を出し、前に出ていくことを出せたと思います。でも後半押し込まれたときにジュニオールサントス選手に引けを取らないように、やり合う感じで引かないようにやっていたんですけど、並走したときのフィジカルの強さだったりはすごいなと思った。もっともっと強くならなければいけないと感じました。

reported by 隈元大吾