【コトノハ】山田直輝「自分自身、今後がすごく楽しみです」
タフなトレーニングのなか、山田直輝の球際がひときわ目を引いた。「行けるようになった」と語る。
「ゴリゴリするところまで行けてなかったのが、だんだん行けるようになってきた。そういう動きが自分らしさでもあるので、それが出てきたかなというのは自分でも感じます」
もともと、「ボールに食らいつきまくっていたので、怪我しそうって、見ているひとによく言われていた」という。ただ、<自分らしさ>は過去に戻ることと同義ではない。
「昔の自分を見るというよりも新しい自分をどんどんつくっていこうと思ってやっているので、球際がゴリゴリできているから昔に戻ったというのではなく、いまの自分から成長しているというふうに捉えています」
かつてといまとではアプローチも違う。
「危機察知というか、ここは行かなきゃいけないとか危ないときの判断とかは昔よりできるようになっていると自分では思うので、その意味では無理なゴリゴリではないと思います。まぁこれが公式戦になるとまた何も考えないで行っちゃうのかもしれないですけど、でもそれもまた自分のよさではあると思っているので」
激しい球際に、これまでの度重なる負傷を思う。だが山田は「怪我を恐れていたらサッカーはできないので」淀みなく続ける。
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