縦に紡ぎし湘南の

【ミニインタビュー】第4回:キム ジョンピル選手「練習はきついけど楽しい。走力、運動量を高めたい」

日々精力的にトレーニングに励んでいる選手たち。始動からトルコキャンプへ向かうまでのあいだに伺ったそれぞれの言葉を、新加入選手を中心にお届けします。第4回はキム ジョンピル選手の声です。
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Q:湘南のサッカー、触れてみて印象はいかがですか?
「練習は正直きついですけど(笑)でも楽しいです。アスレティックトレーナーで元東京ヴェルディの前田(裕章)さんからも厳しいと聞いていました」

Q:厳しい中でも楽しめている。
「そうですね。僕は今年プロ5年目になりますが、今までで一番きついかもしれない(笑)。ただ、韓国にいた頃はよく走っていたので、その時の気持ちを思い出します」

Q:周りとのコンビネーションの部分についてはいかがですか?
「まだまだ合わないことのほうが多いですね。でもそれはこれからだと思います」

Q:キム選手の強みを教えてください。
「足元のテクニックは日本人選手のほうが上手いと率直に思います。僕は湘南で一番重要な強いメンタルや速い動きなどを特に守備の面で発揮していきたい。1対1やヘディングにも自信があります」

Q:守備では負けたくない。
「そうですね。やはりセンターバックに入ったら失点しないことが最も重要。まずはそこを大事にしています」

Q:3バックではどこが得意ですか?
「どこでも大丈夫です。ヴェルディの1年目の時全部やっていましたから。主に3バックの右でプレーしましたが、チームメートの怪我もあって、真ん中も左も経験しました。去年は4バックの中央でプレーしました」

Q:湘南スタイルの中で、いま思う自身の課題は?
「体力がほしいですね。走力、運動量を高めたいです」

Q:個人的な今季の目標はありますか?
「30試合ぐらいは出場したいです。また一昨年は2得点取りましたが、去年は1点も決めていないので、3点は取りたい」

Q:セットプレーで。
「そうですね。ヘディングは自信あるので。でもセットプレーだけでなくミドルシュートでも決めたいです」

Q:日本語もスムーズですね。
「プロ1年目の頃はチームに韓国人が3人いたので日本語は全然喋れなかったけど、2年目から2人いなくなり、通訳の方も毎日ではなく週2,3日だったので、その頃からちょっとうまくなりました。特に勉強をしたわけではなく、周りに日本人しか友だちがいないので自然と喋れるようになりました。コーチングなどもまったく問題ないです」

reported by 隈元大吾

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