【沖縄キャンプ】追憶の――
ジョイフル、ジョイフル、ロッテリア、ジョイフル(糸満市)、びっくりドンキー、ガスト、びっくりドンキー、ガスト、ガスト(沖縄市)……と、沖縄にいながら普段と変わらぬファミレス入り浸り生活。なんだかな。
でも、沖縄ということで行ってみたい場所がひとつあった。NHKのドキュメント72時間という番組で取り上げられていたお店で、なんでも、スープが地元のひとたちに人気らしい。キャンプが沖縄になり、あ、そういえばと思い出した。
お店の名前も覚えていないまま、レンタカーのスタッフさんに、えっとスープが美味しくて、地元のひとたちがよく行くみたいで、NHKの番組で観て、そうそうコショウを入れるのが定番みたいで、えーとえーと……と、とりあえず記憶に残る知識を全力で並べてみたら、分かりますよーとステキな快答が。これ当て字です。
地図に目印を付けてくれたので、隙あらば行ってみようとひそかにたくらんでいたところ、4日の夜に時間ができたので、(´艸`*)。という感じで夕飯を兼ねて足を延ばしてみた。
じつはレンタカーのスタッフさんも忘れていたお店の名前は「シーサイドドライブイン」。テレビで観たカウンターでさっそくスープを注文し、ひとくち味わってから、自分知ってます的なテイで、そばに置いてあるコショウをかけてみる。美味。コンソメスープみたいなものかなと勝手に想像していたのだけど、濃厚なクラムチャウダーみたいな感じ。コショウを入れると味が引き締まってさらにおいしい。
店内にもお邪魔してみる。赤いチェックのテーブルクロスもまた、これこれ!的な。お店のなかでスープを注文するとボウルで出てくるらしく、どうしても番組で観たのと同じように紙コップで飲みたかったので、外で買って店内に持ち込ませてもらった。ちなみに、一緒に付き合ってもらったエルゴラッソ湘南担当の林さんはフライライスを注文。米兵がフライライスをかきこむ、と紹介されていたいわゆる焼き飯はボリューム満点、お肉がしっかりしていてとってもおいしかったそうです。
スープがくれた沖縄ならではの香り。なんだかいっぱい満たされた。
reported by 隈元大吾